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5-19。

  09, 2016 15:32
GM: では始めていきますー。
GM: ふーとコピはまたため息をついて。「……これ以上はますます説明しにくくなるんじゃが……。」
GM: 「あの子の両親についてです——。」
GM: 「あの子の両親もワシと同じようにシヴのことを目に入れても痛くないほどかわいがっておりました。」
GM: 「ただそれはそれとして、シヴの状態はいっこうに良くならず……。」
GM: 「そしてシヴが7つになったときに、一番危険な状態になりました。この一晩を越えられるかどうかといった状態にです。」
GM: 「あの子達はそのころワシの助手まがいのことをしておりましたから、シヴがどういう状態にあるのかもある程度は理解しておりました。」
GM: 「どうすれば助かるかについても。」
GM: 「……そして、シヴに尋ねたそうですじゃ。生きたいか、と。」
GM: 「シヴの意識もほとんど無いじゃろうに、その質問にどれほどの意味があったのかは分かりません。じゃが、とにもかくにもシヴが生きたいと答えた、と。そう言っておりました。」
GM: 「あるいは単なるあの子達のエゴだったのかもしれません。どうあっても生きて欲しいと。これ以上苦しむシヴを見ることには耐えられないと。」
GM: 「そしてその答えを持って、二人はワシに訴えました。ワシには生かす手段があるはずだと。材料は……ここにあると。」
GM: コピは沈痛な面持ちで一旦言葉を切ります。
GM: 「……詳しい話は別にいいでしょう。結果、あの子達は一人がエンブリオに、もう一人が契約のための生命エネルギーとして。またその逆のやりとりとして……二人セットでシヴの命の肩代わりをしております。」
GM: 「まあそれでようやくあの子は人並みの生活を送れるようになった訳ですじゃ。」
アジェット: (伏せていた目をコピさんの方へ向けて)「……それが——今、どうして?」
GM: 「ぎりぎりのバランスを保ちながらもエンブリオ機関は何とか安定をしておった。定期的にネクターを使用してエンブリオ機関……ああ、シヴのお腹の中にいる二人じゃが……をリフレッシュすることによって。」
GM: 「それが、今回の騒ぎですじゃ。」
GM: 「シヴが旅立つときにも説明しましたが、今のままネクターが手に入らないなら……保って一年と言うところですな。……旅立った時点で。」
フレイヤ: 「リフレッシュ、している…なら、どうして? 何が、いけなかったの…?」(ぬいぐるみに支えられてようやく落ち着きつつ、言葉を向け。)
GM: 「あの子に触れると電気……あー電気では分かりませんかな、触れるとびりっとくると思うんじゃが。」
フレイヤ: 「あ、はい…。だから、シヴさんは…自分にあんまり触れない方が良い、って…」
アジェット: 「ええ、存じています」
GM: 「アレはいわばエネルギーとして余剰に出ている分でしてな。適度にガス抜き……普段の調理にちょろっと使う程度ならちょうど良いぐらいだったんじゃが……戦っておるのでしょう?」
GM: 「このままエンブリオ機関に負荷をかけ続けるなら……今は保って半年といったところでしょうな。」
アジェット: (少し、考え込むように沈黙し)「その、余剰なエネルギーを抑えることはできないのですか?」
GM: 「やかんを火に掛けておるようなものですじゃ。無理にフタを押さえつけたところでやかんの方が壊れるでしょう。」
フレイヤ: 「じ、じゃあ、もうこれ以上戦ったりしなければ、シヴさんは大丈夫なの…!?」(戦う事で命を削られるのなら、それをしなければ良い、とまずは。)
GM: 「そう……ですな。もしもこのままワシと村に帰るのなら……シヴの命が持っておるうちにこの騒ぎが収束するなら……望みはありますが……。」と言葉を濁します。
GM: 少し迷ってコピは一枚の紙片を机に出します。「これはさっきまでシヴが書いておった手紙ですが……。」
GM: 「読みますかの?」
アジェット: 「貴方に宛てられた手紙では?……読んで、よろしいのですか」(どことなく、怪訝そうな表情で)
GM: 「構いませんよ。それほどたいした内容でもありませんからな。」
フレイヤ: (アジェットが読むならそれを覗き込みます。ひよことぬいぐるみも一緒に。)
アジェット: (では読むという事で。紙を手に取ります)
GM: ではざっと読むと ・黒い血が止まらないこと ・最初は生理は安定しないものと聞かされたけど大丈夫か不安なこと ・自分がみんなの役に立っているか不安なこと ・一緒に行くことでみんなの迷惑になってないか心配なこと
GM: などがかかれていて、途中でペンが止まってますね。
GM: 「あなた方があの子と旅をしていて……酷く遠慮をしたり卑下したりすることがありませんでしたかな?」
アジェット: 「——自信の無い素振りを見せることは」
フレイヤ: 「時々、ですけど…」
GM: 「……あの子が元気になってからも色々ありましたが……なによりあの子にとって重荷だったのは、両親の命を使って生かされたということでした。」
GM: 「常々口にしておりました。どうして自分が生きているのか分からない、と。」
GM: 「そんなシヴに……ワシは…………ワシはとても安易な慰め方をしました。ワシ自身のための言葉だったといってもいいでしょう。」
GM: 「二人がシヴのために命を使ったように、シヴも誰かのために生きなさい、と。そう慰めました。」
GM: 「結果……あの子は『誰かのために』、という言葉に縛られることになりました。」
GM: 「そして、苦しむようになりました。あの子にとって生き続けるというのは両親を自分のせいでこんな状態にしてしまったという……殺し続けているということに等しく。」
GM: 「あの子が死ぬというのは両親をもう一度殺すということに等しいのです。」
GM: 「生きてはいけないし、死んでもいけない。ただ償いとして誰かのために、ですじゃ。」
GM: 「……ワシの命のためにと培ってきた技術が、両親の優しさが、ワシの安易な慰めが今の結果を作りました。」
GM: 「……このままあの子が望むとおりに一揆に参加させて死なせるのか。あの子の意志を無視して連れ帰り、この騒ぎがエンブリオ機関が保っている間に終わることを願うのか。」
GM: 「……ワシには何があの子にとって幸せなのか、もう分かりませぬ……。」とコピは顔を覆います。
GM: 「……手紙に書いてあったように、あの子は迷惑になっていると感じつつも付いていきたがっております。じゃがこのまま戦い続けるならあの子は半年の命……いやもっと短いかも知れません……。」
GM: 「どう……されますかな?」と覆っていた手をはなして二人を真剣に見つめます。
アジェット: 「シヴさんは、何か?」(先ほど診ていた時に何か言っていたか、と)
GM: 「今のところ眠っておりますよ。それに……本人に聞いても手紙の通りの答えでしょうな。」
アジェット: 「……病を癒すエンブリオは、いるようですが。それらを探せば、あるいは——?」(少し眉を寄せ、独り言のように呟く)
GM: 「そうですな……例えばユニコーンの角のように万能の霊薬……生命力の素のような物が手に入れば、道筋は付けられるかも知れません。」
GM: 「もしくは……ワシが……。」ぼそりと呟きます。
フレイヤ: 「駄目!」(呟きに叫びます。自分でもビックリするくらいの声量で。)
GM: 「ぉぅ!」大人しそうな子がいきなり大声出したのでびっくり。
フレイヤ: 「だ、ダメ…絶対、ダメ。だって、今、貴方が…シヴさんの生命に、って、考えたんでしょう…? そんなの、ダメ…っ。そんな事、したら…シヴさん、もっともっと囚われてしまう。それは…ダメ…」
GM: 「……そう、ですな。これもまたワシのエゴなのでしょう。ですがこの老いぼれがあの子にしてやれる償いなど……。」力なく笑顔を作ります。
アジェット: 「シヴさんが、どう思うか——それは、本人に聞いてみなくては分かりませんが。彼女から唯一人の肉親を奪うのに、賛成することはできませんよ」>償い
フレイヤ: 「償いたい、なら、生きなきゃ…ダメ。貴方までいなくなったら…きっと、シヴさん悲しむもの。」
GM: 「……まぁ……最後の手段、ですじゃ。そんな方法を採る頃にはあの子の意識はないでしょうしな。」
GM: 「もう一度お聞きしますが……どうされますかな?あの子をこのまま連れて行くか……ここで別れるか。」
アジェット: (どうしたものか、と息を吐き)「ここでシヴさんが一揆への参加を止めたとして……絶対に助かるという保証は、無いのですよね」
GM: 「半年をじりじり粘って一年に引き延ばす、といった感じですな。ネクターが安定的に手にはいるようになれば色々と出来ることも増えるんじゃが。」
フレイヤ: 「……私、たちで…決めて良いの…?」(不安そうに。どちらを選ぶにしても、その所為でシヴが苦しんでしまうのなら辛い、と。)
GM: 「あの子自身は付いていきたいと言うでしょうが……あなた方が連れて行かない、というのももちろん選択肢として正しいと思いますよ。」
GM: 「あの子にとって誰かのためにがんばって死ぬのか、受け取った命を大切にぎりぎりまで生きるのか……どっちが正しいんでしょうな。」
アジェット: 「シヴさんが起きたら、訊いてみましょうか。本人のいないところで、決める事ではないですし。」(少し、言葉を切って)「——私は、共に行きたいと思っていますが、ね。シヴさんを殺したいわけでも、ありませんが」と、ぼそっと。
GM: 「ふむ……。」フレイヤは?と視線を向けます。
フレイヤ: 「私も…一緒に、行きたい」(アジェットに続くように。)「一緒に行きたいし、生きたい。もしかしたら、何か方法が見つかるかも、しれない。もし、ダメでも……ダメでも——」
GM: 「殺したくないと頑張った結果がいまじゃからなぁ……。」と自嘲します。
GM: 「わかりました。では……あの子を起こしに行きましょうか。おそらく手紙からしても付いていきたいと言うでしょうが……。」お茶を飲みきり、立ち上がります。
フレイヤ: 「私は、シヴさんにありがとう、って、言いたいの。私たちと、一緒に居てくれてありがとうって。ほんの少しの、欠片でも、良いから…一緒の時間を過ごせてよかったって、思って欲しいの…」
GM: 「……全く、あの子はよい友人を持った。」と嬉しそうに笑いましょう。
GM: 「あの子はもう、そう思っておりますよ。あの子が迷惑と思われてでも付いていきたい、そう思っておるんじゃから。」
GM: では連れだってシヴが寝ている部屋へと向かいます……。

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