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5-16。

  09, 2016 15:31
GM:では今回予告から。
突然の来訪者。彼は一つの選択を君たちに突きつける。
右か左か、進むか戻るか。
その答えにおそらく正解はない。
しかしそれでもどちらかを選ばなくてはならない。
少女を、救うために——。
『幸せの形』
GM:というわけで皆さんは例によってどこぞの宿場町ということで良いでしょうか。
サローメ:大丈夫ですよー
アジェット:良いですよー。
GM:時間は夕方少し前。早めに宿を取ったあなたたちは部屋で思い思いに過ごしています。シヴはなにやら書き物。おそらく手紙を書いています。皆さんどうされてます?
アジェット:寝て…るのは流石に支障がありますかね。楽器の調律で。
フレイヤ:部屋の隅っこでヒヨコと戯れてます。
サローメ:読書中です。パラリ、パラリと本をめくる音がします。もちろん、盲目の人のために点字で刻まれた特製の本。
GM:ではそれぞれが好きなことをして過ごしている部屋に乱暴なノックが響きます。ドア越しに「ちょっとお客さん」と困ったような宿屋の主人の声が小さく聞こえます。
アジェット:もしかしてうるさかったのかな、と思いなから調律の手を止めます
フレイヤ:ヒヨコに「しー」、とやって静かにさせようとしてます
GM:では調律の音がやみ、少し静かになった部屋へドア越しに「シヴ、シヴー!」と必死な声が。
サローメ:「……随分と乱暴な客人だなァ、おい。」とシヴを呼ぶ声に訝るように呟き、パタリと本を閉じます。
GM:シヴ「あ、私?」ペンを置いて立ち上がり扉の方へ。聞こえてくる声にきょとんとして「ジジィ?」と呟きます。
GM:シヴ「え、なんで……。」がちゃりとカギを開けるとどばーんと勢いよく扉が開き、ヒゲを生やして眼鏡を掛けた70代ぐらいの年寄が転がり込んできます。
GM:年寄「シヴ!シヴー!大丈夫か?!生きてたら返事をするんじゃー!」とシヴを掴んでがくがく揺さぶります。感電しているのかパリパリ言ってますがお構いなしなようです。
アジェット:とりあえず楽器を隅に寄せます。
GM:シヴ「な、イヤ、だから、落ち着け!」一瞬の光とパシィンという破裂音が部屋に響き、ぱたりと年寄が床に倒れ込みます。しゅぅぅと煙が。
GM:シヴ「えぇと……。」困ったように皆を見回しますが……。
フレイヤ:付いていけてなくてきょとんとしてます。頭にヒヨコを、肩にクマのぬいぐるみを乗せて。
アジェット:「シヴさんのお爺さん?」と首を傾げ暢気に訊ねます。
サローメ:「んだァ?」もうろくしてんのかこいつ、とでも言いたげに。
GM:シヴ「え、ああ、うん……何回か話したことある……その、ジジィなんだけど……。」
アジェット:「はじめまして、シヴさんに同行しているアジェットと申します」
フレイヤ:「お爺さん」の言葉にようやくスイッチON。「あ、あの…はじめ、まして……」
GM:年寄は突然がばっと起き上がるとシヴを抱きしめ……途端にシヴがくたりと力をなくして倒れ込み、それを年寄が抱きとめます。
サローメ:「おい、どうした?」
アジェット:「……シヴさん、大丈夫?」と心配そうに。
GM:耳の良いサローメはここで聞き耳判定。成功したならサローメは「緊急停止コードと何か英数字」をシヴに囁いたのが聞こえます。
フレイヤ:「え、え……?」倒れ込んでしまったシヴに、驚きの声をあげて。
GM:年寄「はじめまして。ええと……手紙通りならフレイヤさん、サローメさん、アジェットさんかな?」にこりとそれぞれを見ながら声を掛けます。
サローメ:「……。何しやがった、テメェ。」す、と袖の中に手を引っ込め、鎖鎌を握り締める。
GM:年寄「この子の祖父でコピと申します。イヤ突然驚かせてすみませんな。」はっはっはと軽く笑います。
GM:コピ「うむ……初めてお会いするからには何かしておかねばと思いましてな……。」満足そうにウムウムと頷いています。
フレイヤ:「あ、あの…シヴさんは、大丈夫…なんですか…?」何よりもそれが気になって、おろおろとシヴとコピを交互に見つつ。
GM:コピ「ああ、うむ、大丈夫。ちょっと死にかけておるだけじゃ。」
フレイヤ:「ッ……!?」硬直。
アジェット:「コピさん、失礼ですが、それは大丈夫とは言わないのでは?」と。少し眉をひそめて。
GM:コピ「ん?……ああイヤ、ええと言葉がたりんかった。今シヴは死にかけておるので、無理矢理動けなくさせておるだけじゃ。……で伝わりましたかの?」声はあくまで飄々と。
GM:コピ「というわけで突然来ておいて団欒を邪魔して申し訳ないのじゃが……しばらく部屋の外で待っておいてもらえますかの?」と全員に。
アジェット:「それが、私達に退室を促す理由と何か関係が?」と、理屈はよくわからないが必要な行為なのだろう、という推測のもと。
フレイヤ:まだフリーズ中。ぬいぐるみとヒヨコが突っついてますが、効果はあまりない様子。
GM:コピ「……この子が余り人に肌を見せたがらないのはご存じかの?」
アジェット:「体質のことでしょうか」と。接触を避けるのは知っているけれど、肌?と思いつつ。
GM:コピ「この子は改造されてから人前に肌をさらすことを嫌っておっての。それでいつも口元まで隠しておるんじゃが……これから状態を見るのにまあ、脱がせないと診れないわけでしてな?」
GM:コピ「じゃからその間、部屋の外に出ておいて貰えると助かるんじゃが。」
アジェット:「ああ、そういうことでしたら。失礼いたしました」素直に聞き入れます。
サローメ:「ふー……わからねェことだらけだが、アンタが嘘をついてるわけじゃねェってのだけは確かだな。」徐に立ち上がる。
GM:コピ「いやぁ……儂は嘘がへたでしてなー。」はっはっはとまた軽く笑います。
GM:コピ「ええと……フレイヤさんも。すまないんじゃが……。」と固まっているフレイヤに声を掛けてきます。
フレイヤ:「ぇ、あ…」話しかけられてフリーズ解除。しかしシヴの事が気にかかるのか、サローメとアジェットを順に見回して。
サローメ:「行こうぜ、二人とも。」と扉に向かって歩き出す。
サローメ:「自分の知らねェところで見られたくねェモン見られるなんざ、たまったモンじゃねェだろうからな。」
GM:コピ「いやはや申し訳ありませんな、ワガママを申しまして。ベッドお借りしますぞ。」とシヴをベッドの一つに静かに寝かせます。
GM:ここで知覚判定。目標値は9です。全員直接シヴに触れたことがあるので達成値に+1していいですよー。
アジェット:5でしたー。足しても6ですね、残念。
GM:では成功した人はシヴがぐったりした後、コピが抱えている間や寝かせている間には感電している様子がないことに気づけます。
フレイヤ:二人に続いて、何度も何度も後ろを振り返りつつ部屋を出ようと。
サローメ:「安心しろ、フレイヤ。アタシが聞き耳を立ててっからさ。アタシの友達に不埒な真似したらタダじゃ済まさねェよ。」心配そうにするフレイヤに小声でぼそりと。
GM:コピは三人と入れ替わりに人の身長ほど荷物が積まれているキャリーを部屋に持って入ります。
GM:コピ「ではすみませんが、しばらく。」と頭を下げたあと扉を閉め……がちゃりとカギが掛けられます。
GM:聞き耳立てるならサローメは聞き耳判定を……成功したなら衣擦れの音や怪しげな機械音が聞こえてきますね。
GM:そのまま何もしなければ2時間ほどでコピは部屋から出てきますけど……どうします?
サローメ:では大人しく二時間待っていたという感じですかね、やきもきしながらも。
GM:では長い2時間が過ぎた頃、かちゃりとカギが開いて静かにコピが部屋から出てきます。
フレイヤ:真っ先に駆け寄って「シヴさんは!? シヴさんは大丈夫なんですか…!!?」と尋ねます。
GM:コピ「ん……。」と難しそうな顔をした後「今、静かに……。」といって首を横に振ります。
GM:コピ「…………寝ております。から少し向こうで話ましょうかの?」と真顔で。
フレイヤ:一瞬絶望に満ちた顔になり、直後にへなへなと崩れ落ち掛けます。真後ろにぬいぐるみがいたので何とか持ちこたえた形。
GM:コピ「いやぁ、あの子は素直でよい友人を持った。」と嬉しそうにフレイヤをみてから食堂の方に行きますけど……どうします?
アジェット:ついていきますー。
フレイヤ:よろよろしながらついていきます。
サローメ:「少しだけシヴの様子を「視て」くる。先に行っててくれ。」と、シヴの様子を見てからついていくことに。
GM:では食堂で適当な席を取り、飲み物を注文した後サローメが来るのを待ちますがすぐ戻ります?
GM:サローメが部屋を覗くならお布団から髪の毛だけが出てますね。呼吸音や心音は普段に比べて遙かに弱々しいです。
サローメ:「…………。」様子を確認して、すぐに三人の元に戻ります。
GM:ではサローメが席に着くのを待ってから、コピは深々と頭を下げます。「では改めて。あの子の祖父で、コピと申します。」
GM:コピ「皆さんがあの子からの手紙にあったお仲間の方ですな?まずはお礼を。あの子の傍にいてくれて、ありがとうございます。」
GM:そして軽く咳払いをし、「さてさて、まずはどこから話した物か……話せば長くなるんじゃが……。」と静かに語り出します。
GM:コピ「神代のそのまた昔……。」と遠いどこかを眺めます。
サローメ:「そういう冗談はいいから、シヴに何が起こったかをわかるように説明してくれねェか?」
GM:あからさまにしょんぼり……。「の話は置いておいて、一週間前にあの子から手紙が届きましてな。」
フレイヤ:さっきの衝撃が大きかったらしく、話は聞いているもののリアクションが取れない模様。
GM:コピ「血が……出たと。」真剣な顔をして言います。
サローメ:「一週間前で血っていやァ確か……っておーいフレイヤ?大丈夫かー?」心此処にあらずといった様子のフレイヤに手を振ってみる。
フレイヤ:「だい、じょうぶ…」
GM:コピ「……あなた方を前に口に出すのは少々憚られますが……年齢的にも女性のものと思われたでしょうな。」
GM:コピ「……結論から言うなら、あの子は子供を作ることが出来ませぬ。」淡々と事実を告げます。
フレイヤ:その顔がまた不安そうなものに変わる。「(子どもが作れないのなら、あの出血は…)」
サローメ:「おいおいおいおいおい。するってーと何か?腹の中まで改造されてるってか?」訝しげな声色でそう問います。
GM:コピ「逆です。あの子は腹の中を改造しております。」
サローメ:「腹の中だァ……?」
GM:コピは一つため息を吐いて「さて、今度こそ本当に何から話したものか……。」頭の中を整理しているのか少し宙を眺めます。
GM:コピ「あの子としばらく一緒にいて……おそらく一揆に参加しておるんじゃからしてモンスターと戦って……あの子は強かったですかな?」
サローメ:「ん、あー……そうだな。そこら辺の兵士が相手にならねーぐらいには強ェな。」
GM:コピ「……あの子は本当は普通の子です。料理を作ることが好きな普通の女の子ですじゃ。……一年の大半をベッドの上で過ごすほど体が弱いことを除けば。」
GM:一口お茶をすすり、話を続けます。「話は変わりますがあなた方がそうであるように、儂も元々は別の世界の住人でしてな?」
GM:コピ「元の世界では命……の研究をしておった。生きる、生命エネルギーとは何か、の研究です。」
サローメ:「…………命、ねェ。」
GM:コピ「結果この世界……少しの生命力とネクターを引き換えに契約し、力を発揮するエンブリオと巡り会った。まあそれは些末な話ですじゃ。」
GM:コピ「要は……儂にはそのための知識と技術が少しばかり合った訳です。」
サローメ:「そして本来は病弱なはずのシヴ……段々話が見えてきたぜ。」
GM:コピ「そしてあの子は今の姿しか知らないあなた方には想像もつかんでしょうが、とても……とても生命力が弱かった。ちょっとした病気で死んでしまいそうになるぐらいには。」
GM:ふーとコピはまたため息。「……これ以上はますます説明しにくくなるんじゃが……。」
アジェット:おとなしくじっと、コピさんを見つめてますね。
GM:コピ「あの子の両親についてです——。」




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